カレープラントの育て方のポイント

カレープラントは若い枝は銀色を帯びた綿毛でおおわれ、生育すると基部から木質化していきます。
4月から新芽が伸び始め、初夏にカラシ色の頭状花が咲きます。日当たりがよい場所で、堆肥をよく混ぜた土で育てると線形の葉がよく茂ります。
梅雨どきに蒸れて株の中央部から茶色く枯れてくることがよく見られます。その場合は、細い枝はつけ根から切って風通しをよくするようにします。
太すぎる枝を一度に切ると枯れる場合があるので、あまり太くない枝にしたほうが無難です。
やわらかい新葉は害虫に食害されることがあるので、オルトラン粒剤などを株元にまいて防除します。

ポプリ、リース、アレンジメントのほか、花壇の縁取りにも葉や花にカレーの香りがするのでカレープラントの名前がつきました。
スープにカレーの香りをほどよくつける際に利用されますが、葉を食用すると変調をきたす場合があるので、食べる前に取り除くようにします。
葉や花を乾燥させて、ボブリやドライフラワーで作るリースやアレンジメントの材料に利用します。
銀葉が美しいので、花壇の縁取りやノットガーデンにも利用できます。
堆肥を1 ㎡あたリバケツ2杯、緩効性化成肥料もまき、深さ30㎝くらいまでよく耕します。平らに整地した
ら、生育したときに葉と葉が重ならないように、こぶし2個分くらいは株間をとるようにします。