楽しいハーブの栽培


楽しいハーブの栽培方法についてお話ししますね。ハーブ栽培はとても手軽ですので、最近はガーデニングをやられる方などにも大変人気があります。

ハーブの栽培は基本は、種子から栽培するよりも、ハーブの苗から育てたほうが簡単ですね。ハーブの種子を発芽させるためには、温度の管理や水分の管理が必要になってくるからです。苗木から育てるのでしたら、育てる上でのポイントはたったふたつです。ひとつは日当たりの良い場所に置くということと、二つ目は土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげてやるといったことです。

一般的にハーブがよく育つ条件は、気温が20℃前後とされていますので、4月中旬ごろから9月ごろまでが温度の管理面では適しているとされている時期です。種子からの栽培をする場合でしたら、4月中旬ごろに種をまくと良いでしょう。

温暖な地域で生まれたハーブは冬の寒さが苦手ですので、鉢やプランターでの栽培でしたら、室内に入れてあげるのが一番です。露地植えの場合でしたら、根元をわらやビニールで覆い、冷たい風が当たらないように、風除けをするといった配慮が必要になります。

日光については、できるだけ日当たりの良い場所に植えてあげるようにしてください。日本のような高温で多湿の気候で産まれたハーブはありませんので、夏も盛りとなりますと、さすがにハーブも弱ってしまうこともあります。夏の時期はあまり日当たりが良すぎる場合には、日よけなどを用意してあげてください。

水分については、元々乾燥した地方で生まれたハーブが多くありますので、過度の水分は根腐れの原因となってしまいます。ソレル、キャラウェイ、チャービルなど、やや湿気を好む種類もありますが、それ以外は表面が乾いたら水をあげる程度で充分です。夏の時期は土の乾燥が早くなりますので、1日2回、朝晩の涼しい時間帯に水分を与えてあげる様にしてあげてください。

いくつかの基本的なことさえ気をつけていただければ、ハーブの栽培はお手軽にできますので、是非チャレンジしてみてくださいね。