ハーブティーについて


ハーブティーについてお話ししますね。一言でハーブティーといっても、飲み方や作り方がいろいろあるし、扱い方も難しいのでは?と思っていらっしゃるかもしれませんが、ハーブティーは誰にでも気軽に楽しんでいただくことができるものなんです。

ハーブティーは大きく分けますとドライハーブとフレッシュハーブの2種類があります。ハーブティーの扱い方は難しいものではありません。

ドライハーブの場合、まず保存の方法は高温多湿と直射日光を避けることです。多くのドライハーブは輸入されたものですので、なるべく新しいものを使用するようにしてください。密封できる容器に入れて、冷暗所のようなところに保管して置いていただけば大丈夫です。
ハーブティーの作り方は、ティースプーンに一人に1杯を目安に、ポットのようなものに入れていただいて、一度沸騰させてから一呼吸おいた熱湯を注いで、3~5分おきます。長い時間置いておきますと、ハーブの風味を損ないますので、濃い目のハーブティーがお好みの場合は、茶葉の量を増やしてください。

フレッシュハーブの場合の扱い方も簡単です。入れ方はドライハーブの場合と作り方はそれほど変わりません。ただ、ハーブの量については、ドライハーブの3倍程度というのが目安になります。わかりにくい場合は10cm程度の枝が1~2人前分だと思っていただければよいでしょう。ざっと洗って、水気を切ったものをポットに入れ、同様に熱湯を注いで煎れます。

飲み方は、ドライハーブもフレッシュハーブも同じです。ストレートで香りなどをそのまま楽しんでいただいても良いですし、好みによって、ミルクやハチミツ、レモンなどを入れていただいてもよいです。

同じ素材のハーブであっても、ドライハーブとフレッシュハーブでは風味がまったく異なります。フレッシュハーブティーのほうが薫り高くなるものや、ドライハーブティーのほうが豊かな風味を楽しめるものなど、ハーブによって異なりますので、いろいろなハーブティーを飲み比べていただいて、ご自分にあったハーブを探していただくのも、楽しいと思います。

ただ、ハーブティーは元々は薬湯として用いられていたものですので、飲みなれないと、必ずしも飲みやすいものばかりではありません。最初は薄めに煎れていただいてから、慣れてきましたら濃い目にしていただくと、比較的に風味などに馴染んでいただきやすいと思います。