ハーブティーの基本について
ハーブティーの基本についてお話しします。一言でハーブティーといいましても、ハーブの種類もとてもたくさんありますし、飲み方や作り方も様々ありますので、どれがいいのか迷われる方も多いかもしれませんが、基本さえしっかり押さえておけば、ハーブティーはそんなに難しいものではありません。
ハーブティーは大きく分けますと2種類あります。フレッシュハーブとドライハーブです。その名のとおり、フレッシュハーブは生のハーブをいいますし、ドライハーブは乾燥させたハーブのことをいいます。
同じ素材のハーブであっても、ドライハーブとフレッシュハーブでは風味がまったく異なってきます。フレッシュのほうが薫り高くなるものや、ドライのほうが豊かな風味が楽しめるものなど、ハーブによって違いがあるのですが、基本的ね特徴があります。
フレッシュハーブの利点は、なんといっても季節感を味わえるということです。ご自分のお庭で育てたハーブをお茶にして飲むのは、とても優雅な感じがしますね。フレッシュハーブは生の植物ですので、お茶として成分を抽出しにくいということや、青臭いと感じる場合があるといった欠点があります。
ドライハーブは乾燥されていますのでお茶として適しています。ハーブに限らず、お茶は基本的に一度乾燥させるといますから、当然ともいえるかもしれません。フレッシュハーブと比較して、ドライハーブは同じハーブであれば3倍の効果があるとされています。
作り方は、ドライハーブであればティースプーンに一人につき1杯です。フレッシュハーブであればドライの2~3倍程度の茶葉をポットに入れて、沸騰してから一呼吸おいた熱湯を注いで、3~5分おきます。
長い時間おいておくと、ハーブの風味を損ないますので、濃い目のハーブティーがお好みの場合は、茶葉をすこし増やされても良いと思います。
飲み方は、ドライハーブもフレッシュハーブも同じで、ストレートで香りなどをそのまま楽しんでいただくのが良いと思いますし、お好みによって、ミルクやハチミツ、レモンなどをお入れになっても良いと思います。
ハーブティーは個性的でちょっと癖のあるものも多いですので、最初は薄めに煎れられて、慣れてきましたら濃い目にしていただいて、風味などを楽しむという方法が、楽しみやすいかと思います。