メディカルハーブの注意点


メディカルハーブの注意点をお話しします。最近よく耳にするようになったことばに、メディカルハーブという単語があります。ハーブはそのままでも、香草や薬草という意味がありますから、同じ言葉じゃないの?と思うかもしれませんね。よくよく調べてみますと、メディカルハーブとハーブはちょっと違うもののようです。

メディカルハーブはその言葉のとおり、薬用植物と訳されていて、特にハーブの中でも薬効を重視したものをいいます。アメリカでは、医療費の抑制のためにと注目されたのが、このメディカルハーブなんです。日本ではメディカルハーブのサプリメントは食品として扱われています。メディカルハーブは特に薬効が期待できる分、他の薬との組み合わせによっては、弊害が起きる場合もありますので、摂取方法については注意事項などを充分に理解する必要があります。

メディカルハーブの注意事項としてまず挙げられますのが、他の薬との併用です。抗ウイルス剤、血液凝固剤、経口避妊薬、強心薬、抗てんかん薬などは、すでに薬の効果が弱まるなどの報告があるようですので、組み合わせによっては、弊害が起きているようです。摂取方法をよく読むとともに、その薬を出してくれる医師ともご相談した上で、メディカルハーブを摂取したほうが良いようです。

他にも、メディカルハーブによっては「妊娠中は服用を控える」といった内容の注意事項があるものもあります。妊娠の可能性がある場合は、摂取方法を必ず読むなど、充分にご注意してください。摂取量につきましても、最初は少なめにしていただいて、徐々に増やすなど、分量はいきなり多くとらないほうが良いです。メディカルハーブは薬効もとても高いものが多いですので、摂取方法については、専門家の指示をお受けになるようにしてください。